この記事では、かさばるお土産を持ち帰る時のコツを紹介しています。
はじめに|旅行のお土産、どう持ち帰ってる?
旅行の楽しみのひとつ「お土産」。
でも…旅行中にどんどん荷物が増えて、最終日にはスーツケースがパンパン!
「お土産を買ったのはいいけど、帰りが大変…」
そんな経験、ありませんか?
特に子連れ旅行では、
抱っこ・ベビーカー・お昼寝対応と
ただでさえ荷物が多い中で、お土産の持ち帰り問題は死活問題レベル。
今回は、我が家の沖縄旅行(3歳&1歳連れ)を例に、
私が思うベストな方法と、沖縄旅行で実際にやってみた「お土産の持ち帰り術」を紹介します。
結論|持ち帰る「荷物を減らして」空いたスペースにお土産を入れよう!
いきなり結論ですが、
持ち帰る荷物を減らして、空いたスペースにお土産入れて持って帰る!
がベストです!
「持ち帰る荷物を減らすってどういうこと⁉︎」
という声が聞こえてきますが、こういうことです。
- ①旅行の荷物は極力「現地で消費するもの=使って捨てるもの」にする
- ②持ってきた荷物は現地で消費する=捨てる
- ③持ち帰る荷物を減らす
- ④空いたスペースにお土産を詰める
以上です。
「わかるようなわからないような…」という印象をお持ちの方が多いかもしれません。
特に①の「現地で消費するもの」のイメージが沸きにくいかもしれません。
ですが、この①の旅行に持って行くアイテム選びが一番重要なので、少し詳しく書いてみます。
「家から持参する荷物は」基本的に「使い捨てて持ち帰らない!」
私は、衣類やタオル、シャンプーなどの日用品類など「家から持参する荷物」は基本的に「使い捨て」と考えて荷造りしています。
例えば、
- タイツや靴下、下着などの衣類は古びたものを持参。着用後は、ホテルのサニタリーバックなどの袋に小さく詰めて、外からわからないように捨てる。
- シャンプーなどは1回分の試供品を宿泊日数分持参する。
- 歯磨き粉や化粧水など、ボトルなどに詰め替える必要がある日用品や1回分の試供品がない日用品は、旅行の1〜2週間前から、旅行中になくなる量になるように調整して、そのまま持参。中身がなくなったら捨てる。
- お財布やエコバッグなどの小物類は、あえて古いものを持っていき、もし気に入ったものを現地で購入したら、そのまま入れ替えて、古いものを捨てる。
このように、「家に持ち帰る荷物そのものを減らす」意識を持つと、大抵帰宅する日のキャリーバックは、半分空になっています。
「現地で洗濯をする手間を省きたい」「持ち物を断捨離する機会にしたい」など、その他にも理由はありますが、
一番は、「空いたスペースにお土産を詰めて帰りたい!」という気持ちがあるからです。
お土産用にバックを増やすと帰りの荷物はかさばりますし、飛行機の場合は「これは手荷物?」「預ける荷物は何個まで?」「このバックに入れて壊れたりしない?」などたくさん悩みますよね。
ようやく持ち帰っても、帰宅後も荷解きをして、洗濯したり、旅行グッズを整理してしまったり…とっても大変です。
持ち帰る荷物そのものを減らして、慣れたキャリーバックなどに、ワクワクするお土産をたくさん詰めて帰れたら…。
想像するだけでも、ハッピーな気持ちになりませんか?
とはいえ、私も沖縄旅行で失敗しました!
今回の沖縄旅行でこの「現地で消費する」スタイルを崩してしまいました。
一番の理由は、「沖縄の気候が読めなかったから」
特に衣服です。
予想外の暑さで、持参した服の⅓程度しか現地で使わず、「着ていない=使っていない」ので、捨てるきっかけもなく…
改めて、「荷物問題」「お土産問題」の根深さを感じましたので、その失敗談をお伝えします。
お土産がかさばった主なシーン
- 現地スーパーでご当地調味料やお菓子を買ったら、想像以上にかさばった!
- 空港で見つけた限定商品を思わず追加購入
- 親戚・職場・友人用と思いつきで購入していったら、どんどんお土産が増える
我が家も「紅芋タルト」や「タコライスの素」、「さんぴん茶パック」など、意外とかさばる系を購入しました。
特に、クッキーなどは数十枚入った「バラマキ・ハコモノ系お菓子」や「インスタントの沖縄そば袋麺」。
レンタカーを借りたので、旅行中は困らなかったのですが、ホテルで荷造りしている際に、「お土産をどう詰めるか問題」が発生しました(笑)
お土産に困った我が家が実際にとった解決策3選!
1.軽量折りたたみボストンバックを駆使!
我が家は不測の事態に備えて、旅行に行くときは常に軽量の折りたたみボストンバックを持参しています。
出番はあまりなくお守り代わりのなのですが、今回の沖縄旅行では大活躍しました。
このボストンバックに、ビーチ遊び道具、折りたたみ傘や洗濯ネット、街歩きで使った子どものヒップシートなど、
「他の荷物に潰されても困らない自宅の荷物」を詰め込んで、飛行機の預け入れ荷物にしたことで、キャリーケースの容量を大きく開けることができました。
2.「郵送」も活用!
詳しい話は他の記事に書いていますが、結局「捨ててもいい服」を再度選定した結果、「キャリーケース」と「折りたたみボストンバック」にすべて入ることがわかりました。
しかし、入ったとしても重さは同じ。
段ボールをすでに購入してしまったこともあり、荷物担当の旦那から「せっかく買ったんだし、荷物送ったら?」というお言葉で、「郵送する」ことにしました。
実際に送ったもの:
- 「紅芋タルト」などの人にあげる箱物おかし
- あまったおむつを圧縮袋に入れて緩衝材代わりに
- こどものトレーナーなどの衣類
郵送してよかったこと:
- 重たい荷物を持ち運ぶ必要なし
- レンタカー返却後の移動がスムーズ
- まだ着られる服を捨てずに済んだ
郵送の注意点:
- 送料は1000〜1500円程度で地域によって異なる。重さ・サイズで変動。
- 壊れモノや冷蔵、賞味期限が近いものは指定日に届かないことも考慮して送らないほうが無難。
「服を捨てずに済んだ」というのは、一度捨てることにしたけど、郵送する段ボールに余裕があったため、持ち帰った。という話です。
気温の関係で旅行中は一度も着なかった子どものトレーナーですが、捨てなくていいなら捨てる必要はありませんよね。次回の旅行でも活躍できますし。
ただし、「送料」はそれなりにします。
捨ててもいいようなトレーナーを持ち運びするのに1000円以上を払う価値があるか…。
その1000円で新しい服が買えるかも…。
「郵送」を選択するときは、自分が送ろうとしている荷物にそこまでの価値があるか、よく考えたいものです。
しかしながら、荷物の「重さ」が軽くなるのはとても大きなメリットでした!
帰りはともかく、次の国内旅行では、行きの荷物だけでも、ホテルに事前に送るのもアリだな!と思いました。
(悪天候により荷物が届かない可能性があるので、行きの荷物を沖縄などの離島に送ることはおすすめしませんので、要注意です!)
最終手段!お土産を開封して外装を捨てる
これは今回の沖縄旅行で初めてやってみました笑
というのも、今回購入したおみやげは「自分用」「個包装」が多かったので、ふと「これ、外装を捨てたらコンパクトになるのでは…?」と思ったからです。
特に「インスタントの沖縄そば袋麺」
普通の状態だと、5袋入りで真四角ですが、バラせば、自由に隙間に入れられます。
それ以外でも、「家族で消費する用のおかし類」「箱入りの美容パック」など、「そもそも箱ごとあげないもの」「万が一割れても困らないもの」を開封して、ジップロックなどにいれ、布モノなどの緩衝材で包んで持ち帰りました。
最終的には、郵送することになったので、すべてのお土産を開封したわけではありませんが、やってみて「意外と箱ごとおかしを渡す相手っていないんだな」と思いました。
思い返せば、職場でお土産を配るときは、自分で一つ一つ配ったり、職場内のお菓子スペースに開封した状態で置きますし、ママ友には、個包装のお土産を何種類か購入して、自宅で簡単なビニールに詰め直すことも多い…。
お土産がかさばって困るなら、最終手段として旅行先で開封してしまうのもありです◎
(特にお菓子は割れてしまうリスクが高まりますので、リスクとリターンを比較して見てくださいね。わたしも、紅芋タルトは柔らかくて、潰してしまう自信があったので、開封しませんでした)
旅行後に「こうしたら良かった!」と感じたポイント3点
ドタバタの沖縄旅行を終えて、特にお土産に関して「こうしたら良かった!」と思うポイントを紹介します
①「帰宅時の荷造り前にもっと捨てたら良かった!」
もっと容赦なく捨てておけば、段ボールを購入することもなかった…
一番の反省点です。
②「そもそもお土産リストを事前に作っておけばよかった!」
なんとなく買ったお土産が予想以上に多すぎました。
そもそも必要以上に購入してなければ、お土産の持ち帰り方で悩まなくてすみました…。
③「ド定番のお土産はネットで購入しておけばよかった!」
今や時代はインターネットで何でも購入できる時代です。
しかも、送料込みでも現地より安い場合も…!
「紅芋タルト」「美ら海水族館グッズ」は楽天市場や美ら海水族館公式のショッピングサイトで購入しておくと◎
旅行中の「快適さ」は、「持ち物の量」と直結してるんだな…と痛感しました。
「持ち物」で困らないためにも、旅行前の準備がとても重要です。
まとめ|お土産の「持ち帰り方」も旅の満足度を左右する!
旅行の思い出を彩ってくれるお土産たち。
せっかく買ったのに「持ち帰りが大変すぎて疲れた…」ではもったいない!
子連れ旅行ならなおさら、
- 「何をどこで買うか」
- 「どうやって持ち帰るか」
まで含めて計画しておくことで、
最後まで快適に、楽しく旅を終えることができます◎
ぜひ、記事を参考に、「持ち物」だけでなく「お土産」についても、事前に計画してくださいね!

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