この記事では、旅行中のお土産選びを快適にするためのコツを紹介しています。
はじめに|お土産リストをつくろう!
旅行といえば観光・グルメ・ホテル選び…に意識が集中しがちですが、「お土産の準備」も実はとっても大事な旅行準備のひとつ。
特に子連れ旅行では、思っている以上に、「現地での買い物時間」が制限されるもの。
わが家の沖縄旅行では、事前の準備不足でお土産に振り回され、帰宅後に後悔だらけでした…。
この記事では、「お土産ってそんなに事前に考えるもの?」と思っていた私が、子連れ旅行で痛感した“お土産リストの大切さ”と、次回こそ実践したい「事前準備の5ステップ」を紹介します。
我が家の失敗談|子連れ旅行にお土産リストが必須な理由3選
旅行前の私は、「お土産は現地で見ながら決めよう!」と軽く考えていました。
ネットで“沖縄限定のお土産まとめ”をざっと流し見したくらいで、深く考えずに出発。
でも現実は、想像以上にハードモードでした。
①子連れだと、現地でじっくり選べない!
美ら海水族館などの割引券を購入するために「道の駅許田」に立ち寄ったのですが、ホテルで食べるちょっとした軽食やおやつを買おうと、軽い気持ちでお土産コーナーに行きました。
すると、予想以上に当時3歳の長女は大興奮!
お土産コーナーで商品を次々と触ろうとしてしまい、私はその制止に追われて大忙し。
沖縄について初めての観光地だったので、「いいものがあれば…」くらいの気持ちだったのに、その目的を忘れて、商品の比較どころか、落ち着いて見て回ることすらできず、目についたジーマミー豆腐やおみやげの黒糖、インスタントの沖縄そばなどを「とりあえずカゴへ」。
しかも、「ここで買わないと、もう買えないかも…」という焦りでついつい買いすぎ。
本来は楽しいはずのお土産タイムが、“早く買って立ち去りたい!”という逃げ腰モードになってしまいました。
②買ったお土産がムダになることも…
旅行から半年たった今、ふと振り返ってみると——
- 食べきれなかった沖縄そばがまだキッチンに…
- 可愛くて買った手提げバッグは数回使って以降クローゼットの奥へ…
- 関係の浅い人の分まで買って、渡す機会を逃して自分で使う羽目に…
- 同じ商品が楽天で安く売られている…
どれもこれも、事前に「誰に・何を買うか・どこで買うか」を決めておけば防げた後悔ばかりです。
お土産は旅の思い出でもあるけれど、ちゃんと“使う・渡す”ことで初めて価値が出ると痛感しました。
③お土産の時間がスケジュールを圧迫!
さらに厳しかったのが、美ら海水族館でのお土産タイム。
人混みの中、子どもはテンションMAX。
ぬいぐるみやキャラクターグッズを前に、欲しがるモード全開!
予想以上の暑さだったので、こちらで半袖を購入したのですが、値段も高いですし、せっかくだから後悔したくない!と吟味しすぎてしまい…
予定時間が迫るなか、最後は焦って長蛇の列になっているレジへ…。
「必要で欲しいもの」は買えたものの、帰宅後に見返すと、「微妙なお土産」もちらほら。
また、最終日の午前中をお土産購入に充てたのですが、「もう1ヶ所くらい観光できたかも?」と後悔も残りました。
次回こそは!お土産準備の5ステップ
そんな
反省をもとに、次回の旅行ではお土産準備で失敗しないための「5つのステップ」をご紹介します。
特に子連れ旅行では、現地での余裕は限られるもの。
事前にリストアップしておくことで、気持ちもお財布も、そしてスケジュールにもゆとりが生まれますよ。
①あげる人をリストアップする
まずは、「誰に渡すか」をリストにしてみましょう。
家族、親戚、友人、職場、保育園、ママ友…など、思い浮かぶ範囲で大丈夫。
意外と多いことに気づくはずです。「自宅用」「自分用」も含めてOK。
この時、「〇〇さんは甘いものが好き」「ママ友グループは配りやすい個包装が便利」など、渡すシーンや相手の好みを簡単にメモしておくと後がラクです。
何より、“何個必要か”が可視化されるだけで、買いすぎ・買い忘れがぐっと減ります。
カテゴリー分けしておくと、次のステップであるアイテム選びや予算決めもスムーズです。
②アイテムをざっくり決める
次に、「誰に何をあげるか」をざっくりイメージします。
食品がいいのか、雑貨が喜ばれそうか、定番が無難か、少し個性を出すか…。
この時、「甘い系のお菓子」「バラで配れるクッキー」「お世話になった方へちょっと高級な美容アイテム」「ママ友の集まりに持って行けそうな小分けスイーツ」など、「渡す場面」や「なんのために渡すのか」まで想像できると、失敗のリスクが大幅に減ります。
また、家族から「これ買ってきて!」と頼まれているものがあれば、それも忘れずリストに加えておきましょう。
「これは絶対外せない」「余裕があれば買いたい」など、優先度もつけておくと、現地での判断が楽になります。
③1人あたりの予算を設定する
「あげたい気持ちはあるけど、予算も限られている」——そんな時こそ、1人あたりのお土産予算をざっくりでも決めておくと安心です。
たとえば、「職場の人には1人300円以内で配れるもの」「仲良しのママ友には500円程度でセンスのある小物を」など、基準があるだけで選びやすさが段違い。
現地ではテンションも上がりがちなので、気づいたら予算オーバー…なんてこともよくあります。
そんな“財布のひもゆるみ問題”を防ぐためにも、あらかじめ予算感を持っておきましょう。
価格帯の目安を知っておくだけでも、現地で迷った時の判断材料になります。
④ネットで買えるものは事前に購入
沖縄土産の中には、楽天や公式通販で買えるものもたくさんあります。
たとえば「御菓子御殿の紅芋タルト」や「ちんすこう」などの定番商品は、ネットで買っておいた方が安くてラク!
箱モノはかさばるうえに、沖縄からの発送だと送料も高め。
旅先でレジに並ぶ手間も、子どもにねだられて想定外の買い物をするリスクも防げます。
事前にネット購入すれば、現地でのお土産探しの時間・体力が節約できるのも嬉しいポイント。
また、旅行から帰ってきた翌日に届くように設定すれば、旅の余韻がもう一度味わえて2度嬉しい!
「現地でしか買えないもの」に集中するためにも、「ネットで買えるものは前もって」が鉄則です。
⑤現地購入の“目星”をつけておく
もちろん、「現地で見て選びたい」「焼き物や限定品は目で見て決めたい」というアイテムもあるはず。
そんな時は、「どこで買うか」をあらかじめ決めておきましょう。空港で買う?ホテルの近くのスーパー?観光地?
「美ら海水族館で現物を見ながらぬいぐるみを買う」「パイナップルパークで限定お菓子をチェックする」など、購入スポットの目星をつけておくと、観光と買い物のバランスがとれ、時間と体力の浪費も避けられます。
混雑時間を避けたり、滞在の流れに合わせて購入タイミングを組み込んでおくと、旅がぐっと快適に。
あらかじめ「買う場所」を意識することで、お土産探しがストレスではなく、旅行の楽しみの一部になりますよ。
まとめ|“お土産リスト”は、快適な旅の必須アイテム!
「お土産は現地で考えればいい」と思っていた私ですが、子連れ旅行ではそれが大きな失敗に…。焦って買いすぎたり、渡しそびれたりと、後悔の連続でした。
だからこそ実感したのは、お土産準備は旅の成功を左右する“戦略”だということ。
特に子連れ旅では、当日ゆっくり選ぶのはほぼ不可能。
だからこそ、「誰に・何を・どこで」買うかを事前にリスト化しておくのが◎。
時間や体力に余裕ができて、「買ってよかった」「渡せてよかった」と思えるお土産を選ぶことができます。
ぜひ、事前の準備で旅をもっと快適に、思い出深いものにしてくださいね!


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